第2回 岐阜県実業団対抗ゴルフ選手権 大会レポート

平成23年5月28日(土)に岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲の谷汲カントリークラブにて開催された「第2回 岐阜県実業団対抗ゴルフ選手権」。岐阜県内の47企業(52チーム)から208名が参加し、”県内最強企業”の座をかけた熱戦が繰り広げられました。 当日は早朝から待ちが出るほど多くの選手がドライビングレンジにウォーミングアップに訪れ、最後の調整に余念がない模様。その選手達の熱気が伝わったのか、事前の予報では台風の影響で豪雨が予想されていましたが、予想を跳ね除け雨の影響も少なく、無事開催の運びとなりました。 大会当日は、スティンプメーター9.9、コンパクション11.0、刈高3.9に設定されており、それを確かめるが如く、練習グリーンには何度もタッチを確かめながらボールを転がす、多くの選手の姿が見られました。 スタートは、アウト・イン4ホールからのショットガン方式でのスタート。スターティングホールにおいて競技委員より、企業名と選手名が紹介され、各選手達が次々とスタートしていきます。 競技中のショットガンによる少し長めのインターバルには、後続の競技の観戦をするための椅子が設置してあったり、飲料水を販売したりなど選手たちへの配慮も伺えます。 特に印象的だったのは12番ホール、グリーン手前のアリソンバンカーに捕まり苦戦する選手が続出していたなか、お互いに声を掛け合いピンチをしのいで行く選手達の光景。団体戦ではこういったチームプレーが勝敗の行方を左右していきます。 ホールアウトした選手は次々とアテストを行い、スコアボードに成績が書き込まれていきました。 今大会は、最終チームがホールアウトするまで優勝チームが判らないほどの接戦となりましたが、見事「岐阜県庁チーム」が優勝となりました。 盛大に表彰式が行われ、上位15チームは岐阜県代表として来年4月21日に行なわれる東海決勝大会(三重県 榊原温泉ゴルフ倶楽部)への出場権が与えられました。 お互いの健闘をたたえあい、すでに来年のリベンジにも燃える選手の声の中、大会は盛況に終わりました。

団体戦:優勝チーム

団体戦入賞企業 合計ストローク
優勝 岐阜県庁 251
準優勝 未来工業 株式会社 254
3位 株式会社コマツ 259

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団体戦優勝:岐阜県庁
出場選手:石井 伸吾・真野 芳宏・松岡 慶・小見山 豊

今回、私たちが県実業団対抗ゴルフ選手権大会へのお誘いを受け、県庁チームとして初めて出場の申し込みをするにあたり、第1回大会では県内のそうそうたる企業が名を連ねていたことから、当初大きな不安と戸惑いがありました。練習ラウンドの案内もいただきましたが、都合も重なり思い通りの練習ができずじまいでした。

このような状況で当日をむかえた訳ですが、あいにく天気までも予報は雨で、実際朝方まで雨が降っていたため、メンバー一同大変心配していました。しかし、大会が始まると天の恵みか雨も止み、風もなく、絶好のコンディションの中でのラウン ドとなりました。

また、谷汲カントリークラブの役員を始め大会関係者の皆様のご尽力により、コースの管理が隅々まで行き届いており、非常にクオリティーの高い環境で、楽しく、そして気持ちよくプレーすることができたことに感謝申し上げます。

出場された各実業団のレベルは非常に高く、強豪チームも多いことから、スコアーも拮抗しており、初出場の我々がまさか優勝できるとは思ってもいませんでした。チーム4人が無欲で臨んだ結果、栄光を掴むことができたことを、大変幸運に思っております。

今後とも岐阜県実業団対抗ゴルフ選手権がますます盛大に開催されることを心より祈念いたします。

個人戦:優勝者

個人戦入賞者 ストローク
優勝 石井 伸吾 選手(岐阜県庁) 81
準優勝 宮地 正 選手(三井住友海上火災保険㈱) 82
3位 藤吉 善弘 選手(伸光製菓㈱) 83

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個人優勝:石井 伸吾 選手(岐阜県庁)

優勝を手にして今回、県下選りすぐりの強豪ひしめく中で、優勝することが出来た事に驚くとともに感激に浸っております。また、たくさんの方々より祝福の電話やメールをいただき改めてこの大会の認知度の高さを実感いたしました。

私が優勝することが出来た要因について考えてみますと、いくつかの事が重なり運良く優勝することが出来たと思いますが、最大の要因は当日のメンバーに恵まれた事だと思っています。当日同伴いただいたナブテスコのお二方はマナーも良くプレーも早くとてもいいリズムでプレーすることが出来ました。またお互いピンチには絶妙なタイミングで声を掛け合いながらピンチをしのいで行く姿は社会人として仕事に通じる所がありとても良い勉強をさせていただきました。

チームメイト、同伴競技者やキャディーさん等たくさんの方々に支えられた結果優勝の栄誉を手にする事ができ、感謝の気持ちでいっぱいです。

また、このように素晴らしい大会を開催していただいた主催者の方々やコースコンディションを整えていただいたコース管理の方々にも心より感謝いたしております。

この大会が来年、再来年と回を重ねサラリーマンゴルファーの目標となる事を祈ると共に来年も参加させていただき、連覇できるよう一年間努力いたします。