第7回 岐阜県実業団対抗ゴルフ選手権 レポート

6月4日(土)、第7回岐阜県実業団対抗ゴルフ選手権が開催されました。 季節外れの寒気の影響で朝方からやや肌寒く感じる中、時折見せる晴れ間もあり暑くもなくの一日でしたが、選手の皆様からは本大会にかける熱い情熱が伝わってきました。 大会前日にグリーンにローラーをかけ例年以上の高速グリーンに仕上げた事で、当日のスティンプは11.0と練習ラウンドに来場されていた選手からは「今日はグリーンが全然別物」や「この高速グリーンを体験したかった」などの反応がありました。 本大会には過去最多の全57チーム228名の選手の方が参加されました。前年覇者の㈱大林組をはじめ初参加企業、強豪企業が勢ぞろいする中で、㈱大林組の連覇か、過去チャンピオンの王座奪回か、それとも初優勝企業が現れるかに注目が集まりました。 朝日が昇る午前5時の開館に合わせ選手の皆様が続々と集まり受付を済ませます。スタート前の練習では日頃の課題を持ち入念に調整をされている姿が印象的でした。そして、スタートが近づくにつれ緊張感が徐々に高まり、いよいよスターターより選手紹介のアナウンスがあります。フェアウェイをキープし安堵の表情を浮かべる方、残念ながらOBとなり悔しがる表情を浮かべる方など様々です。長い1日の始まりです。初めて競技ゴルフに参加される方、過去出場選手で雰囲気を知っているという方でも、この瞬間が一番緊張する事でしょう。 プライベートゴルフとは違い、プレー終了後にはスコアの確認作業であるアテストがあります。スコア誤記があるとペナルティが課せられるので慎重にアテストを行い、競技委員の最終チェックが完了した時点で競技成立となります。これも競技ゴルフならではですね。 全選手がホールアウトし成績発表です。 見事に栄冠を勝ち取ったのは㈱ヒマラヤの皆様です。トータルスコア232ストローク、ベテラン選手と若手選手の見事なコンビネーションで見事初出場初優勝を飾りました。3ストローク差の235ストロークでの準優勝は、岐阜車体工業㈱Aの皆様です。個人戦優勝の武内選手の活躍がありましたが惜しくも2位となり次回リベンジに燃えています。3位には上位常連企業の森松工業㈱Aの皆様が247ストロークで入賞を果たせれました。 上位15チームには9月10日(土)に京和カントリー倶楽部にて開催される、西日本決勝大会への出場が決まりました。選手の皆様には決勝での更なるご活躍を、岐阜地区初の団体優勝が出るのか今から注目です。

団体戦:優勝チーム

団体戦入賞企業 合計ストローク
優勝 ㈱ヒマラヤ 232
準優勝 岐阜車体工業㈱A 235
3位 森松工業㈱A 247

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団体戦優勝:㈱ヒマラヤ
出場選手:林 昭悟・矢崎 宏明・荒木 暉久・石川 太志

第7回大会からの初出場ですが、出場するには「優勝」を目指しました。会社からのプレッシャーもありましたので正直ホッとしています。
今回の出場選手は京和で開催される決勝大会を見据えての人選でした。決勝大会でもプレッシャーはあると思いますが、優勝を目指し頑張ります。

谷汲カントリークラブは、特徴があるホールがいくつかあり、またグリーン難易度が大会に向け上がるので、とにかくフェアウェイをキープできるティーショットが大事であることを練習ラウンドから徹底しました。
今日は15番からのスタートで、17番と18番でミスが出ましたが、2ホールとも8mのロングパットを決めチーム全員でカバー出来た事が今回の勝因と考えています。決勝では岐阜代表がまだ勝っていないので、皆様の想いをのせて優勝目指して頑張ります。そして来年も必ず岐阜県大会に出場します。

個人戦:優勝者

個人戦入賞者 ストローク
優勝 武内 勝 (岐阜車体工業㈱A) 75
準優勝 林 昭悟 (㈱ヒマラヤ) 75
3位 矢崎 宏明 (㈱ヒマラヤ) 77

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個人優勝:武内 勝 選手(岐阜車体工業㈱A)

今回で4回目の個人戦優勝を勝ち取る事ができました。谷汲カントリークラブとは非常に相性がいいですが、グリーンを外すと難しいのでティーショットでのポジショニングが重要になってくると考えています。
今日は前半3オーバーで折り返し、後半12番と13番で連続ボギーを打っていましましたが、モチベーションを保ち14番、15番でバーディーを取り、後半をパープレーでまとめる事ができました。
勝因としては、自分自身は飛距離が出ない分コースマネージメントを最重要視しており、ピンポジションの位置を把握したうえで、フェアウェイの右サイドを狙うのか、左サイドを狙うのかを決めます。グリーンを狙うショットでは、固い高速グリーンなのでピンまでを打つのではなく、フロントエッジを狙います。奥が怖いので。
今後の目標としては、以前の京和決勝大会では、団体、個人ともに4位でしたので、今回はそれ以上の成績、そして岐阜地区初の団体優勝を目標にしています。