実業団対抗ゴルフ選手権

平成25年9月28日、榊原温泉ゴルフ倶楽部(三重県津市榊原町)にて「第4回三重県実業団対抗ゴルフ選手権」を開催致しました。今回は33社41チームにお集まりいただき、三重県ナンバー1の座を競っていただきました。 秋晴れのゴルフ日和となりました大会当日、早朝より続々と選手が倶楽部に集まり、一斉にドライビングレンジにウォーミングアップに向かわれました。大会のバリケードテープが張られたパッティンググリーンでは11.8フィートの高速グリーンの感触を確かめる真剣な姿に、競技ムードが高まります。 スタート前の程よい緊張の中、ティーグラウンドでは定刻に各選手がコールされ、後続の選手やギャラリーの見守る中でのティーショットとなります。 当日、各選手の緊張のクライマックスはこの瞬間に訪れると言っても過言ではないでしょう。この「儀式」を終えた選手は皆、安堵の表情でコースインされますが、さっそうとコースへ歩いて行く選手の1人が「ここさえクリアしたら、あとは何とかなる。」とつぶやいていたのが印象的でした。 コースでは高速な1グリーンに手を焼く選手が多く、パーオンしていながらボギーとなってしまうケースも多々あったようで、この日のために練習ラウンドを重ねきた選手達も相当な苦戦を強いられたようです。それでも随所に好プレーもあり「ナイスバーディ!」の声がコース内にこだましていました。 今回はプレー時間に遅れて到着した選手や、ルール上の重大なトラブルも発生しましたが、それぞれ競技規則に則った裁定が下され、競技としてのゴルフの厳しい一面を見ることができました。 プレー後は指定の場所でアテストを済ませると、クラブハウス内にある大きなスコアボードでチームの状況を確認する選手で賑わい、あちこちで歓喜の声が上がっていました。 最終組のホールアウト後ほどなく表彰式がとり行われ、成績が発表される中で盛り沢山の賞品が手渡されると共に、上位15チームに本年11月9日に開催の「第4回実業団対抗ゴルフ選手権  東海決勝大会」(於:京和カントリー倶楽部)への出場権が与えられました。 互いの健闘を讃え合い、拍手喝采の中で第4回の幕を閉じました。