第8回 三重県実業団対抗ゴルフ選手権

第8回 三重県実業団対抗ゴルフ選手権 大会レポート

平成29年7月22日(土)「三重県実業団対抗ゴルフ選手権」が榊原温泉ゴルフ倶楽部にて開催されました。 早朝、曇天の空模様から午後には、真夏の日差しが照りつける気温32°を超える暑さとなり選手たちには、厳しい天候の中での競技となりました。三重県を代表する企業から53チーム211名のエントリーで、県下№1の称号を賭けた熱い戦いの火蓋が切って落とされました。 午前5時の開場とともに選手が到着し、グリーンコンディションの確認や打球練習場でのスイングチェックに余念がありません。注目のグリーンコンディションは11.1フィートと高速グリーンに設定。高速グリーンが味わえるのも本大会の醍醐味の一つとなっております。 午前7時セミショットガンでの4か所からのスタート。企業名と選手名のアナウンス後にティオフとなりますが、多くのギャラリーと拍手の中でティショットする場面は、何回経験しても緊張する瞬間です。兎に角真っ直ぐ飛んでくれと願う気持ちと裏腹に「ファー」となれば、更に緊張が膨らみます。プレーも気温も徐々に上がり続ける中、水分補給をしながら集中力を維持し続けなければいけません。選手の気迫に満ちたプレーには、本大会に対する意気込みが強く感じられる瞬間でもありました。 ホールアウトした選手は、クラブハウスに設置された特大サイズのスコアボードに注目が集まります。また、パーティ開始までの間、ウエイティングルームが設けられ、各企業様での名刺交換や歓談される光景が見られました。 さて、18ホールストロークプレーにて、上位3名の合計スコアで決定される順位でありますが、この長時間に渡る熱戦を制した企業は、232ストロークで本田技研工業㈱Aチームの前回大会に続く連覇を果てしました。準優勝は6回大会(優勝)、前回大会(3位)と安定した強さを見せる亀山急送㈱チーム(237ストローク)。第3位には初のトップ3入りを果たした住友電装㈱チーム(240ストローク)。個人戦では㈱ジェイテクトAチームの前田正昭選手が73ストロークで1年ぶりに返り咲きを果たしての優勝となりました。 尚、15位までの企業に加え先般、開催された関西地区、岐阜、愛知大会の上位チームと併せ、来たる9月2日(土)再びこの榊原温泉ゴルフ倶楽部の地で「第8回西日本実業団対抗ゴルフ選手権決勝大会」が行われます。更に練習を重ねて西日本№1の栄冠を勝ち取るのはどの企業か?今から目が離せません。

団体戦:優勝チーム

団体戦入賞企業 合計ストローク
優勝 本田技研工業㈱A 232
準優勝 亀山急送㈱ 237
第3位 住友電装㈱ 240

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団体戦優勝:本田技研工業㈱A
出場選手:西脇正喜選手・菅谷岳史選手・森務選手・緒方平慈選手

今回より、長らく海外駐在にて参戦出来なかった西脇さんがチームに入り、また昨年Cの若手(我がチームでは1番若手)菅谷君を昇格させ三重大会初の2連覇を目指し、4月からほぼ毎週練習ラウンドを実施し大会に挑みました。平均年齢は、菅谷君が加入しても…54歳強の爺チームですが、若い人達に負けじと練習した成果で、三重大会初の2連覇を達成できました。残念ながらB・Cチームは、練習ラウンドで出せてるスコアに及ばず…予選敗退と成りましたが、各自1打・1打の大切さが勉強出来たと思います。9月の決勝大会では、岐阜・愛知・関西の強豪チームに何とか喰らい付きTOP5入りを目標に頑張りたいと思います。 最後になりますが、本大会の開催にむけてご尽力頂きました関係者の皆様方に、心より御礼申し上げます。

個人戦:優勝者

個人戦入賞者 ストローク
優勝 前田 正昭(㈱ジェイテクト) 73
準優勝 久保 貴司(津市消防本部) 73
第3位 清水 守(KHネオケム㈱A) 74

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個人優勝:前田 正昭 選手(㈱ジェイテクトA)

五十肩で最近調子が悪かったですが、運にも味方された事もあり何とか個人戦で優勝する事ができました。昨年は個人戦と団体戦において悔しい思いをしましたので、今年は切り替えて自分のゴルフをしようと思い今大会に挑みました。その結果がチームとして予選通過に繋がりましたので大変嬉しく思います。個人戦で優勝できた事も確かに嬉しい事ですが、何よりチームとして予選通過できた事が1番大きかったです。 西日本決勝大会でも自分のゴルフをして、チームの勝利に貢献したいです。 最後に本大会の開催にご尽力頂いた関係者の皆様に心より御礼申し上げます。