ほぼ全チームが練習ラウンドを重ねる中、京和カントリー倶楽部初ラウンドのメンバーが含まれていたにも関わらず、第1回愛知県実業団対抗ゴルフ選手権においてチーム4位という好成績を収めたダンロップスポーツ。
キャプテンを務めたのはゴルフ営業本部・営業推進部・販売促進課の渡部光生選手。仕事柄、プロやトップアマと普段から接している渡部選手のゴルフに対する思いは、壮大なものである。
“野球部などと同様、企業内にもっとゴルフ部を作るべき” 8月はトーナメント以外にも学生の大会が多く、さらに大会前週は、中部オープン・GOLF5レディース・スリクソンチャレンジと3つのトーナメントを掛け持ちで担当した渡部選手。「本当はもっと練習を重ね、『さすがダンロップ、やっぱりかなわない。』とギアの性能を含め、皆さんに認めていただけると良かったのですが、練習ラウンド無しで4位は上出来ですよね」と笑う。
「でも今回の参加は成績よりももっと重要な意味がありますからね。」と普段のやさしい表情から一変、真剣なまなざしで、「サラリーマンが一番やっているスポーツはゴルフなのに、企業内のゴルフ部がこれほど少ないのはおかしい。野球部などと同様にゴルフ部も作るべきではないのか。」と語る。
“もっと団体競技としてのゴルフを啓蒙していきたい” 「確かに以前のゴルフは、一部の上流階級の遊びという一面もあった。でも今では、スポーツとしてゴルフと向き合っている人が主流で、その数も非常に多くなっている。学生ゴルファーに至っては10㎏を超える道具を背に、10㎞近く歩く。スポーツ以外の何物でもない。」と言う。 「個人の競技としての趣が強いのも確かだが、今大会のように団体競技もある。オリンピック開催を梃子に、もっと団体競技としてのゴルフを啓蒙していきたい。」と大きな視点でゴルフを捉えている。
「スポーツに関わるギアは、競技が無いと販売できない。私たちのためにも、そしてなによりゴルフを楽しんでいる多くのサラリーマンのためにも、もっともっと大きな大会にしてくださいね。私たちダンロップスポーツも優勝できるように、来年こそはしっかりと練習ラウンドさせていただきます。」と最後は力強いエールと優勝宣言で締めくくってくれた。