第12回 実業団対抗ゴルフ選手権 西日本決勝大会 大会レポート
2021年10月16日(土)に三重県の三甲ゴルフ倶楽部 榊原温泉コースにて西日本のナンバー1を決める 「第12回実業団対抗ゴルフ選手権西日本決勝大会」が開催されました。6時00分の開場とともに選手が続々と来場され、打球練習場、パッティンググリーンに向かいます。スタート前の調整に余念がない選手が多い事が伺えます。
当日は、すがすがしい秋晴れのゴルフ日和となり、総勢39組155名によって戦いの火蓋が切って落とされました。
コースコンディションは、11.5フィートの高速グリーン仕上がり、苦戦される選手が多数見受けられました。
また、今回は昨年優勝の中日ドラゴンズOBチーム(立浪和義選手・和田一浩選手・川上憲伸選手・岩瀬仁紀選手)に加え、
兵庫県実業団対抗ゴルフ選手権を勝ち抜いた阪神タイガースOBチーム(真弓明信選手・久保康生選手・藪 恵壹選手・岡義朗選手)も参戦。
中日ドラゴンズVS阪神タイガースの争いにも注目が集まりました。
連覇の期待がかかる中日ドラゴンズOBチームは、250ストロークでまさかの21位。初出場の阪神タイガースOBチームは240ストロークの11位で
プロ野球OB対決は阪神タイガースチームに軍配。しかし両チームとも本調子とはいかず、次回のリベンジに注目が集まります。
さて、本大会の結果は、4名の全選手が70台と安定感を見せたトヨタ自動車㈱本社チームが228ストロークで優勝。
2位のセンコー㈱Aチームが228と同ストロークながら、惜しくも4人目のスコアの差で準優勝となりました。
第3位は230ストロークで亀山急送㈱チームとなりました。
個人戦は、亀山急送㈱チームの後藤繁生選手が71 ストロークで優勝となりました。
来年は、10月から新たにグループコースとなった富士国際ゴルフ倶楽部(静岡県)でも予選会を開き、
西日本決勝大会から全日本大会として開催する旨を報告し第12回大会が閉幕いたしました。
来年の13回大会は、予選会場が1コース追加され、各5コースを勝ち抜いたチームで争われる新たな決勝大会がスタートいたします。
更に熾烈な争いが予想される決勝大会から、今後も目が離せません。
団体戦:優勝チーム
団体戦入賞企業 |
合計ストローク |
優勝 |
トヨタ自動車㈱本社 |
228 |
準優勝 |
センコー㈱A |
228 |
第3位 |
亀山急送㈱ |
230 |
- 団体戦優勝:トヨタ自動車㈱本社
- 出場選手:竹内祐介選手・浜上佳奈選手・宇野真司選手・牧野公洋選手
牧野公洋選手:10月で定年を迎え、優勝という最後の花道を皆が飾ってくれました。
皆の想いが本当に嬉しく、最高の大会になりました。ありがとうございました。
竹内祐介選手:牧野さんの門出を最高の形で祝うことができて本当に良かったです。
前半41ではありましたが、牧野さんのためにもここで諦めたらダメだと奮起し
後半34と立て直すことができました。
チーム全員で優勝という結果を掴むことができて本当に良かったです。
個人戦:優勝者
個人戦入賞者 |
ストローク |
優勝 |
後藤 繁生 |
71 |
準優勝 |
宇田 雅史 |
73 |
第3位 |
都 和馬 |
73 |
- 個人優勝:後藤 繁生 選手(亀山急送㈱)
昨年、中日ドラゴンズOBチームの中村紀洋選手に敗れ2位という結果に終わっていたので、
何とかリベンジができて良かったです。
勝因は、同組で立浪和義選手と一緒に回ることができ、本当に楽しくラウンドができたことだと思います。
順位は気にせず、無心でゴルフを楽しんだ結果が今回の結果に繋がりました。
最後に、素晴らしいコンディションを作り上げていただきました大会運営の皆様にはとても感謝しております。ありがとうございました。