競技の条件

1.ゴルフ規則

JGAゴルフ規則と本競技のローカルルールを適用する。

2.キャディマスターの裁定

キャディマスターは競技の条件を修正する権限を有し、全ての事柄について、この裁定は最終である。

3.使用クラブの規格

適合ドライバーヘッドリスト
プレーヤーがストロークを行うために使うドライバーはR&Aが発行する最新の適合ドライバーヘッドリストに掲載されているクラブヘッド(モデルとロフトで識別される)を持つものでなければならない。
これに違反したクラブでストロークを行ったことに対する罰:失格
溝とパンチマークの仕様
ストロークを行うとき、プレーヤーは2010年1月1日に施行された用具規則の溝とパンチマークの仕様に適合するクラブを使わなければならない。
これに違反したクラブでストロークを行ったことに対する罰:失格

4.使用球の規格

ストロークを行うときに使用する球はR&Aが発行する最新の適合球リストに掲載されていなければならない。
これに違反して最新のリストに掲載されていない球でストロークを行ったことに対する罰:失格

5.スタート時間

競技失格の罰を免除する正当な事情がないときは、競技者が自分のスタート時間後5分以内にプレーできる状態でスタート地点に到達したときは、遅刻となり最初のホールで一般の罰を受ける。尚、5分を超える遅刻に対する罰は競技失格。

6.競技終了時点

本競技は、成績発表がなされた時点をもって終了したものとみなす。

7.ホールとホールの間の練習禁止

2つのホールのプレーの間、プレーヤーは次のことをしてはならない。
終了したばかりのパッティンググリーンやその近くで練習ストロークを行う。または終了したばかりのパッティンググリーンの表面をこすったり、球を転がすことによってパッティンググリーン面をテストする。
これに違反したことに対する罰:一般の罰

8.プレーの中断と再開

雷鳴等、危険な状況のためのプレーの中断は[1回の長いサイレン]によって伝えられる。その他すべての中断は[3回の短いサイレン]によって伝えられる。どちらの場合も、プレーの再開は[2回の短いサイレン]によって伝えられる。

9.キャディ

正規のラウンド中、プレーヤーは指定された者以外をキャディーとして使用することを禁止する。
これに違反したことに対する罰:プレーヤーは指定された者以外のキャディーに支援を受けた各ホールに対して一般の罰を受ける。違反がホールとホールの間で起きたり、ホールとホールの間まで続く場合、プレーヤーは次のホールで一般の罰を受ける。

10.競技の成立

本競技の参加者全員が正規ラウンドを終了できなかった場合、キャディマスターは競技成立について別途定める。

11.ティイングエリア

年齢、性別により使用ティイングエリア、ティマーカーは区分けされ、64歳以下の男性は、「黒マーク」、65歳以上の男性は「白マーク」、女性は「赤マーク」のティマーカーの設置されているティイングエリアを使用して本競技は行われる。

ローカルルール

  • 1.アウト・オブ・バウンズの境界は白杭をもって標示し、隣接するホール間のOBゾーンを超え、隣接ホールに止まった球もOBとする。
  • 2.修理地は青杭を立て、白線をもってその限界を標示する。
  • 3.4番ホールに於いてイエローペナルティエリアに球が入った場合、前方のドロップエリアより1打付加の上ストロークを行うことができる。
  • 4.イエローペナルティエリアは黄杭または黄線をもってその限界を標示する。線と杭が併用されている場合は線がその限界を標示する。
  • 5.6番・9番・17番・18番ホールに於いてレッドペナルティエリアに球が入った場合、前方のドロップエリアより1打付加の上、ストロークを行うことができる。
  • 6.レッドペナルティエリアは赤杭または赤線をもってその限界を標示する。線と杭が併用されている場合は線がその限界を標示する。
  • 7.排水溝は動かせない障害物とする。
  • 8.人工の表面を持つ道路に接した排水溝は、その道路の一部とみなす。
  • 9.コース内の高圧線に球が当たった場合は、罰打なしに再プレーしなければならない。
  • 10.木の支柱は動かせない障害物とする。
  • 11.コース内に埋設してある残りの距離を表示するヤーデージマーカーは動かせない障害物とする。
  • 12.残り距離を表示するヤード杭は動かせる障害物とする。
  • 13.競技開催に伴って臨時に設けられた人工の物件で、固定されていたり、容易に動かせないものは「臨時の動かせない障害物」とする。
  • 14.本競技に於いてはコースナビゲーション(距離測定器)の使用を認める。※使用機能に制限なし

注意事項

  • 1.競技の条件やローカルルールに追加や変更があるときは、クラブハウス内に掲示し告示する。
  • 2.グリーンに著しく損傷を与えるシューズは使用禁止とすることがある。(スパイクシューズは使用禁止)
  • 3.プレーの進行に留意し、先行組との間隔を不当にあけないように注意のこと。プレーを不当に遅らせた場合は、ペナルティを課す。
  • 4.服装規定に反する選手は、入館及びプレーをお断りすることがある。
  • 5.練習は指定練習場にて行い、打ち放し練習場においては備え付けの球を使用し、スタート前の練習は1人1コイン(30球)を限度とする。
  • 6.コース内では、携帯電話を使用しないこと。

追記事項

  • 1.レストランは、午前5時30分より利用可。
  • 2.練習場は、午前5時30分より利用可。
  • 3.昼食はレストランを利用のこと。
  • 4.バッグは口径9インチ、重量13キロをい超えないこと。