「匠の心得」 〜 ゴルフに情熱を注ぐ、熱き男たちの物語
兼井 佑輔 選手(三菱電機ビルソリューションズ株式会社)
学生の頃、ゴルフに少しだけ興味があり練習場でアルバイトを始めた事が最初のきっかけでした。
会社に入ってからは先輩に誘われ、そこからゴルフを本格的に始めました。多少興味がある程度だったのが、どんどんゴルフの楽しさが分かるようになり、会社でゴルフサークルを作るまでになりました。
活動としてはプロを招いてレッスン会を行ったり、その後もゴルフ熱が冷めることが無く先輩と一緒にJGAの試合にも出るようになりました。
現在は仕事が忙しかったりと以前までとは練習環境も違いますが、家での素振りは毎日欠かさず行っています。練習場で球を打つよりもスイングのチェックをしてイメージを作ることを大事にしています。
実際に球を打つ練習をしていた時よりもイメージトレーニングをしはじめてからの方が、良い球が打てるようになりました。自分にはこの練習方法が合っていると実感しています。
コースでのラウンドは週に1回行きたいと思っていますが、月に1回程度しか行けていません。その代わり手引きカートでラウンドするハーフラウンドにはよく行っています。短時間で実際にコースが回れるのと、芝の上で打つことができる事が最大のメリットで練習場では出来ないアプローチやパターの繊細な感覚を養いショートゲームの上達を目指しています。
この大会には何度も出場していますが、谷汲コースは距離があってとても難しいです。特にインコースの10番11番12番を上手く乗り切ることが自分の中での課題です。バンカーが効いた戦略的なホールが多いため100Yのショットでもプレッシャーを感じるのでラウンド中は一瞬たりとも気を抜けません。私にとって相性がいいホールは1番18番のロングです。良いショットのイメージが出来ているので自信を持って打つことができます。
谷汲コース対策としては、やはりグリーンです。下りとサイドのラインに残さないよう、できるだけ下につける事を意識しています。どのホールも両側にのガードバンカーがあるのでピンが手前の時は番手もかなり悩む時があります。
当日は70台で回りたいと思っていますが、独特の雰囲気に緊張し思うようにスコアが出ないことがあります。その緊張感も楽しめる精神力を持って臨みたいです。
ゴルフは私にとって「生きがい」とも言える存在です。ゴルフなら初対面の方とも話すことができ、ゴルフ仲間の輪が広がっていく事が魅力だと感じています。今後はさらに以前のように競技にも挑戦したい!目標は大きく全日本大会に出場したいと考えています。
匠の心得 - 過去の掲載
- 2023年5月7日 UP
- 兼井 佑輔 選手
(三菱電機ビルソリューションズ株式会社)
- 2018年5月30日 UP
- 橋本 祐二 選手
(株式会社 橋本ターフ・コントロール)