「匠の心得」 〜 ゴルフに情熱を注ぐ、熱き男たちの物語
武内 勝 選手(岐阜車体工業㈱ A)
ゴルフを始めたきっかけはテレビゲームの「ゴルフ」でした。それから実践に入り、高校・大学とゴルフ部に所属してプロを目指した時期もありましが、プロへの道を諦めた頃から次第にゴルフから遠ざかり、ゴルフへのモチベーションも下がっていました。
そんな時、社内でゴルフ部が発足し、同時期に「実業団対抗ゴルフ選手権」を知り、会社のバックアップの下で選手として参加するようになりました。会社の看板を背負った団体戦なので、自分の結果はチームの結果にもつながることから、プライベートのゴルフより刺激があり、離れていたゴルフに再び真剣に取り組むようになりました。
ただ、3年前に結婚したこともあり、家庭を持つサラリーマンとして限られた時間と費用の中で練習・ラウンド・トレーニングを行わなければならない環境で、ゴルフばかりに没頭できないのも事実です。ですから、練習の時は一打一打を大切に中身の濃い練習を心掛け、休日には足腰のトレーニングとして山登りを行っています。
自分は飛距離がないので、アプローチとパターを徹底的に磨き、「上がってなんぼ」がモットーのゴルフスタイルですが、ゴルフは飛距離のハンディよりもメンタル部分の影響が大きいスポーツだと考えています。ゴルフのスコアの7~8割はメンタルが左右していると思います。そういった意味で山登りは精神修行にも役に立つと思っています。
今回の大会当日はアイアンが当らず何度もグリーンを外し、アプローチも寄らずで2バーディ5ボギーという結果でした。いつものゴルフが出来ればもっと上に行けたと反省しています。まだまだメンタルが弱いと痛感した大会でした。
この大会は年々、出場する選手のレベルが上がってきていますが、来年こそは東海決勝大会で岐阜に優勝旗を持って帰りたいと思っています。
匠の心得 - 過去の掲載
- 2018年5月30日 UP
- 橋本 祐二 選手
(株式会社 橋本ターフ・コントロール)