「匠の心得」 〜 ゴルフに情熱を注ぐ、熱き男たちの物語
前田 正昭 選手(ジェイテクト)
- ホームコース:鈴鹿カントリークラブ
- ゴルフ歴:27年
- HDCP: 0
練習場のボール1球が13円だった当時から始め、朝5時から河川敷の砂場でバンカー練習などを行っており、日頃からの練習に励んでいた前田選手。
三重県に打ち放題があるのを知り、多い時は朝から1,000球もの練習をしていた。
まずは片手だけで150球ずつ打ってみたりと、誰にも教えてもらう事無く、我流でここまで練習を積み重ねてきた。
今言える事は、「練習をし過ぎてしまった」という事である。練習のし過ぎで、体を壊してしまった事もある。
怪我をした事で、日頃のトレーニングを控えていたのに、怪我の所をかばってしまい他にも支障が出てきて、練習は、ほどほどにしないといけないと思った。
ゴルフ前には、必ず、1番ホールから18番ホールまでをどうやって、攻めるか、ゴルフマネージメントを行い挑んでいる。
まずは全体で考え、次に3ホールずつに区切り、最後は1打1打をどうやって狙って行くのか戦略を考えており、ゴルフに対する姿勢が素晴らしい。
70台を出せる選手はメンタルの部分が強く、しっかりとしている。しかしどこかで崩れてしまうと崩れてくるので、実力だけでなく、メンタルも強くしていかなくてはならない。
40代頃から平均スコアを付けるようになり、目標を70台に設定し、今は平均78くらいまで出せるように安定してきた。
私には爆発力がない事に気が付き、保険をかけたゴルフばかりでは大きなスコアを出す事が出来ない。
思い切ったショットを打つように心掛けていると60台が出る様になった。
いろいろな方とたくさんラウンドする事で、良い刺激にもなり、自分にはない物を吸収でき、膝の高さ、腕の位置、トップの高さという細かな所まで見て分析している。
今大会に向けて初めてチームユニフォームを作成し、チーム一丸となって大会に挑んだ。
今回の結果はあまり良い結果ではなかったが、また次回に向けて練習に取り組んでいこうと思う。
ゴルフはすべて自己責任であり、実力の世界で戦ってきた選手。
今までの経験が自信へと繋がり、仕事にも活かされるようになり、これからもゴルフというスポーツに携わって行こうと思う。
匠の心得 - 過去の掲載
- 2018年5月30日 UP
- 橋本 祐二 選手
(株式会社 橋本ターフ・コントロール)