第1回大会から本大会に参加し、今年で7回目の出場を重ねる矢橋ホールディングス株式会社をご紹介します。
岐阜西部に位置する大垣市赤坂を拠点とし、矢橋林業、三星砿業、矢橋工業の3社を中核に、石灰事業、住宅事業、鋼材事業を主事業とする国内9社、海外5社の14社を率いる会社です。
海外では、石灰石の採掘、CAD入力、金属加工、木工加工をベトナムにて行っており、韓国では、石灰石の微粒加工を、また2013年よりミャンマーでもCAD入力を行っている。
生産効率だけでなく、現地社員との相互理解を大切にし、文化交流を深め、両国間の友好的な関係の構築にも尽力し、真の意味でのグローバル化を目指している。
本大会より、2チームでエントリーをすることになった矢橋ホールディングス株式会社(以降矢橋チーム)にチームの想いを伺う。
矢橋チームがめざしているのは、経営理念でもある「人間探究」。「人間を探求し社会の皆様の豊かな暮らしに貢献する」という事である。
矢橋ホールディングスにはゴルフ好きが昔から多く、35年続く「YM会」と28年続く「YG会」が存在している。
「YM会」は石灰事業のメンバー、「YG会」は木材事業のメンバーで構成されており、約80名のゴルフ部員がいる。
一昨年より、YM会とYG会は合同でゴルフコンペを開催し、実業団選手選考会を兼ねて実施している。
今回取材させていただいたメンバーは、全員が第1回大会から選手として出場しているベテランメンバーである。目標は「毎年予選を通過、決勝大会では1つでも上位に入ることを目指す」こと。また、若いメンバーを育てることを皆、口を揃えて語った。
ゴルフも仕事も技術の集積によって進化する。培ってきたマインドが、次の世代に伝えられる。ゴルフを通じて人間力の育成に大きな役割を担っていると言う。
矢橋ホールディングスでは、事業全体のテーマを「連携」とし、社員同士のコミュニケーションを図るため、年に1回「家族会」を開催している。
その規模は、海外各社からも参加し総勢400人の会となる。家族やグループ各社の仲間のために事業の紹介ビデオを作成しこの会で公開している。
さらには、「1日職場研修」でグループ社員が他の事業所へ行き、さまざまな技術や取り組みを学ぶ。お互いを知ることで、化学反応を起こさせているのかもしれない。
取材中も社長をはじめチーム員の団結力が高いことが雰囲気から伝わった。矢橋チームは本当に「人の心」を大事に、真剣に考えている。
<岐阜県大会>
第1回:団体 12位
第2回:団体 8位
第3回:団体 22位
第4回:団体 12位
第5回:団体 18位
第6回:団体 7位
第7回:団体 Aチーム 14位・Bチーム 40位
<西日本決勝大会>
第1回:団体 28位
第2回:団体 38位
第4回:団体 38位
第5回:団体 47位
第6回:団体 45位