今大会が初出場の鈴鹿回生病院。三重県鈴鹿市において急性期医療を担う地域中核病院です。
より質の高い専門医療を提供しており、豊富な経験を積んだ医師たちが皆様の健康をサポート。臨床研修病院として地域医療を担う若い医師の育成にも取り組んでいます。
開催会場である榊原温泉ゴルフ倶楽部では、毎年大型コンペでプレーして頂いている鈴鹿回生病院。そんな鈴鹿回生病院チームが実業団対抗ゴルフ選手権に出場する想いを聞いてみました。
取材:増川(榊原温泉ゴルフ倶楽部)
実業団対抗ゴルフ選手権に出場するきっかけとなったのが、病院内の上司から「実業団対抗ゴルフ選手権に出て、病院の名前を売ってこい」という一言から始まったそうです。当倶楽部では、毎年年末に大型のコンペを開催して頂いており、榊原温泉ゴルフ倶楽部には愛着を感じて頂いていると思います。
職員もゴルフ愛好家が沢山お見えになり、県下で開催されるゴルフ競技への関心が高かったようです。普段、患者さんのケアに携わる繊細な仕事をなされている関係もあり、ゴルフというスポーツは、仕事から解放される贅沢な時間なのかも知れません。
今回は鈴鹿回生病院のご理解とご協力により初参加が実現しました。
急遽集まったメンバーではありましたが、2つの目標も持って出場されたとの事でした。やるべき事をしっかりとし全員が2ケタ台で回る事、もう一つの目標は、4名全員が口を揃えて「他のチームの知り合いや同業者には絶対負けない」という目標に強い闘志が感じられ、同業者には自然とライバル視している様子が伝わってきました。
大会ボードには、チーム内でスコアが4位になると名前の横に※印が書かれます。今大会ではキャプテンの長谷川様となり、「来年は名前の横に※印を書かれない」という個人的な来年の目標も口にしてくれました。チーム内で競い合う事ができればスコアも上がり自然と順位も上がっていくだろうという考えが伝わってきました。
早くも来年に向けてチーム内で競い合う姿勢を感じました。
皆様初出場という事もあり、当日は緊張して普段の実力が発揮できず、実業団大会特有の雰囲気に呑まれてしまったようです。普段のゴルフでは、体感する事ができない緊張感と重圧に勝つ事ができるようメンタル面の強化と一人一人がやるべき事をやり抜くチームワークを作る事が来年までの課題ですね、と今からリベンジを誓っていました。
今回の三重大会の経験を糧として、更に強くなって戻って来てくれると思います。そして西日本決勝ラウンドで、その雄姿を来年は見る事が出来るチームであると確信しています。