三京アムコ株式会社(以下、三京アムコチーム)は、昭和55年8月:愛知県知立市新地町に会社設立し、製品の運搬用具や梱包材、事務用品やラベル類、加工や検査に使う治具、そして各種素材などを取り扱っている会社です。愛知県実業団対抗ゴルフ選手権には、第1回大会から参加しており、ゴルフ部はありませんが、同好会として年2回コンペを開催されております。大会に対する思いをお伺いしました。
取材:金子・岩﨑(京和カントリー倶楽部)
三京アムコチームは、第1回大会から出場をしていますが、決勝大会には7回も出場をされており、決勝大会の常連チームです。チームで練習をしたり、ゴルフ部として活動したりはありませんが、同好会として年に2回コンペを開催しています。
大会へ出場するメンバーは予選会を行っており、実力主義でメンバーを選抜しています。中でも福島道章選手は、愛知県大会で4回も個人優勝(ベストグロス)をされており、大会のベストスコアは、67とプロゴルファーさながらのスコアを叩き出しております。指導役を買って出るなどチームを支える中心的な選手です。
チームの大黒柱である福島選手に勝つ為に必要なことをお伺いしたところ、「高速グリーンの攻略である。」と教えていただきました。昨年大会は,12.8Ft、一昨年大会は11.9Ftとプロのトーナメントさながらのグリーンコンディションに仕上がっていることもあり、パット数がスコアに影響するとお話していただきました。
高速グリーンは今大会の魅力のひとつです。決勝大会へと進む為にもグリーンの攻略は最大のポイントとなります。練習ラウンドから注意するべきホールを見極め、準備を万端にした上で、大会に臨んでいるようです。
三京アムコ株式会社の代表取締役であり、当倶楽部のメンバー様でもある榊原様にお話をお伺いしたところ、「芝の管理は天候や気温に左右されるので、とても大変ですよね。またティーグランドを造成したり、木を伐採したりと手間を掛けていることがよくわかります。掃除も行き届いているので、いつも楽しくラウンドができますよ。」とお褒めの言葉をいただきました。
大会だけでなく、京和カントリー倶楽部を愛してくださっていることがよく伝わります。大会の選手ではありませんが、榊原様のバックアップがあってこそのチームです。選手の皆さんも力が入りますね。
選手の皆さんに大会の魅力についてお伺いした所、「会社の名前を背負って戦うのが醍醐味です。」とお話いただきました。愛知県実業団対抗ゴルフ選手権は、企業対抗ということで、会社同士の戦いとなります。
ゴルフは個人スポーツですが、今大会は団体戦です。また4人中上位3名のグロスで競い合う為、1人がダメでも他の3人がフォローする事が出来ます。仕事もひとりでは限界がありますが、仲間がいることで大きな力へと変わります。会社を名前を背負うことも今大会の魅力の一つだと教えてくださいました。
最後に大会向けての意気込みをお伺いしたところ、「コロナ」と「三甲」さんには負けません。と力強いメッセージをいただきました。コロナ禍は、皆さんがご承知の通り、日本だけでなく、世界に大きな影響をもたらしました。日本でも在宅勤務などが推奨され、外出禁止も余儀なくされました。
しかし日本全体が団結することで乗り越えつつあります。これからは、コロナと付き合いながらの生活となりますが、三京アムコチームのように、負けるものか。という強い気持ちがあれば乗り越えていけると思います。
三甲チームを倒し、決勝大会の過去最高順位である19位を超える事ができるのか、戦いの火蓋が切られます。
<愛知県大会>
第1回:団体 17位
第2回:団体 6位
第3回:団体 3位
第4回:団体 14位
第5回:団体 8位
第6回:団体 31位
第7回:団体 7位
第8回:団体 10位
第9回:団体 19位
第10回:団体 11位
<西日本決勝大会>
第2回:団体 28位
第3回:団体 20位
第4回:団体 19位
第5回:団体 31位
第7回:団体 37位
第8回:団体 28位
第10回:団体 20位