今大会で7回目の出場となるアステラス製薬株式会社。第2回大会においては、4チームと過去最多のチーム数で出場している。(以降アステラスチーム) 普段は自社の医薬品を適正に使用してもらうために、医薬品の安全性や有効性、更にはリスクも含めた学術的な情報を医療機関を訪問して医師、薬剤師に提供している。 昨年は、メンバーが揃わず出場を辞退したが、今大会は2チームでエントリー。 ゴルフにかける思いを聞いてみた。
アステラスチームには、ゴルフ部は存在しない。ゴルフが好きな者たちが集まってチームを結成している。
年々社員の転勤により、実業団経験者が入替り今大会も3名のみが実業団経験者で出場選手5名が初参加という。
過去7回とも2チーム以上でエントリーをしているが今大会は、苦戦をしいられる状況であるという。
第3回大会より岐阜県実業団に出場し、今大会で5回目となる井毛田氏は一昨年までは、2月から練習ラウンドを重ねて予選会を実施。スコアの良い方がAチームと勝つことにこだわっていた。練習ラウンドでは、十分に予選が突破出来るスコアであるのに本番では上手くいかないことが多く悔しい思いをしたと語った。
今大会においても、井毛田氏はチームをけん引している。自らは言わなかったが、チームのキャプテンだと確信した。
今大会が初参加である選手の想いはそれぞれで、初めて岐阜に来てゴルフ好きな上司、先輩とゴルフを通じて知り合うことが出来た。さらには、団体戦ということもありチームとして結束。コースの攻め方も苦しい経験をもとに共有出来ています。
11番のグリーン奥や12番のバンカー、美しさと怖さの両面を持つインコースは、特に注意するようにチームの鉄則となっている。
また、仕事にもプラスになっており、楽しむことももちろんであるが知り合った仲間と良い思い出を作りたい。または、競技的なゴルフは初めてで緊張感のある中でゴルフが出来る事を今後のゴルフライフにおいて良いきっかけにしたい等想いはそれぞれである。
しかし皆、口を揃えて言う事は、初参加者が多いからこそチーム力を大切にし、一つの目標に向かっていくこと。大会中には、LINEでグループを作りリアルタイムで状況報告をする。良いことだけですよ。(笑)
皆の表情、想いからチームの結束力が高いと感じた。
ゴルフを通じて様々な人と出会えて長い時間を過ごせること。さらには家族でも出来るスポーツで、初めて岐阜に来たことで家族もここ谷汲カントリークラブで一緒にゴルフがしたいと来てもらう予定。ゴルフをしていて良かった。
和気藹々とプレーをする中でも、自己責任と大自然との闘いに魅力を感じます。
仕事が出来て、ゴルフも出来る。皆、多くを口にはしないが誰もがその言葉に共感しているようであった。
今大会の目標は、縁があって巡り会えた仲間だからこその結束力を集結し、経験浅いこれからのチームであるため、来年に向け1つでも上位を目指すゴルフを展開したいと語った。
第8回岐阜県実業団対抗ゴルフ選手権を終えて、参加経験のある人、無い人、共に思うようなゴルフが出来なかった。技術はもちろん、メンタル強化に努めたい。
インタビューから、チームの”笑顔”が非常に印象的であり、その笑顔がチームワークのよさを物語っているように思えた。来年の岐阜県実業団対抗ゴルフ選手権での活躍に注目したい。
<岐阜県大会>
第1回:団体 Aチーム 5位・Bチーム 29位
第2回:団体 Aチーム 9位・Bチーム 18位
第2回:団体 Cチーム 28位・Dチーム 44位
第3回:団体 Aチーム 16位・Bチーム 15位
第4回:団体 Aチーム 19位・Bチーム 34位
第5回:団体 Aチーム 26位・Bチーム 24位
第6回:団体 Aチーム 32位・Bチーム 34位