昭和33年創業より50年を迎え、平成14年2月には、亀山急送有限会社から亀山急送株式会社へ社名を変更。近年、物流業界は大きな変化を遂げています。それに伴い荷物を運ぶだけの運送会社から受発注管理、荷物の保管、荷役、運送業務までを一貫して請け負う輸送業者へ転換。より一層のご満足をいただくため確実に荷物を届けるという基本理念を元に、社員一同プロ意識に徹し、お客様にも環境にもやさしい物流を目指しています。
第4回大会からご参加の亀山急送株式会社は毎回安定した成績を残しております。今回はチーム一丸と戦える秘訣を探るため、亀山急送株式会社を取材いたしました。
取材:羽城(榊原温泉ゴルフ倶楽部)
普段は顔を合わせることも少ない従業員同士が三重県実業団をきっかけにお互いを知るようになり、どんどん団結力が増して来たと、昨年、岐阜の谷汲カントリークラブにて開催の実業団西日本決勝大会にて個人戦2位に輝いた纏め役の後藤氏は言う。
さらに、南里氏が語る。
チーム員のゴルフの力量はさまざまであるが、上級者がビギナーを教え技術を伝えることで、自分自身の再認識ともなります。
ビギナーは本や文章を読むより・上級者のスウィングリズムを見る・ボールを打つ乾いた音を聞く・ヘッドスピードの空気をきる瞬間を感じることにより、言葉や文字では言い表せないものを掴んでいるのだと思う。
南里氏が感じる様に、人間は文字を打つより視覚聴覚で感覚を覚える方が6万倍メカニズムを理解する事が出来ると言われる。
上級者ほど何が重要か理解し、後藤氏自らがチームの道標となるような雰囲気を感じた。
また、南里さんも、ゴルファーとしてこんな貴重な教材はなく、共有できる時間が有難く感じると優しい口調で話していただいた。
一番大事な事はとの問いに、キャプテンの天野氏は、
普段は西へ東へと配送にいそしむスタッフが、いざクラブを握るとなると全員が1つのポイントに集合し、無心でボールを打つ。この集まりを非常に大事にしたいと考えています。
我々は、さまざまな道を奔走しお客様にいかにスピーディーにかつ、安心安全に荷物を届ける事が出来るかを常に念頭に置いております。目的達成に向かうゴルフにおいても1ストローク1ストロークがつながり結果を紡いでいく。仕事もゴルフも近道はないと思います。(笑)
真っ直ぐに伸びたハイウェイも、入り組んだ路地裏もアクセルワークでお客様の荷物を安心安全に運ぶ。
真っ直ぐに伸びた長いロングホールも、直角に曲がったドッグレッグホールも、風向きや地形の状況判断でクラブチョイスし、スコアメイクするものだと考えます。
ゴルフで言うアクセルワークは、スイングの強弱よりも心の構え方なのかもしれない。
最後に、野堀氏にお話しを頂きました。
私たちはゴルフを通じて色々なことを思い出すことが出来ました。
教え教わること、緊張感やライバル心。
大人になって、長い間忘れていたことかもしれません。
これからも、原点に立ち返って仕事もゴルフも、いろいろな道を繋げていくことを大事にしたいと思います。
普段集まる機会が少ないからこそ、共有する時間を大事にする思いを伺い知ることが出来ました。
<三重県大会>
第4回:団体 7位
第5回:団体 7位
第6回:団体 1位
第7回:団体 3位
第8回:団体 2位
第9回:団体 5位
<西日本決勝大会>
第4回:団体 36位
第5回:団体 15位
第6回:団体 7位
第7回:団体 11位
第8回:団体 4位
第9回:団体 5位