第4回 関西実業団対抗ゴルフ選手権 大会レポート
清々しい初夏を迎え、コースの緑も一層深まり始めた6月、「関西実業団対抗ゴルフ選手権が開催されました。
本大会も第4回を迎え、関西地区のゴルフ自慢31組122名のエントリーとなりました。
さて、曇天の空模様で心地よい気温となりました当日の朝でありましたが、榊原温泉ゴルフ倶楽部の代名詞でもある風が強く吹き、風を読み切れないと攻略できない難関不落が待ち受ける波乱含みの幕開けとなりました。
6時の開場とともに続々と選手が到着し、足早にグリーンコンディションの確認やドライビングレンジでの調整など本大会へ意気込みを感じさせる選手が多く見られました。
注目のグリーンコンディションはと言うとグリーンキーパーが本大会に標準を合わせて仕上げた10.1フィートにコンパクション24.0の固め設定となりました。
今回は、4ホールからのセミショットガンスタートとなり、意地とプライドを賭けた熱い戦いが始まり、企業名・選手名がコールされると大きな拍手の中で選手たちが、ティーオフしていきます。普段では体感できない緊張の瞬間です。ナイスショットの掛け声が響く中、時折、キャディの「ファー」も聞かれ力の入りすぎる選手もチラホラ。
ラウンド後は、アテスト会場に場を移し、次々更新される成績ボードに注目が集まります。
また、当倶楽部自慢の天然温泉「ななくりの湯」でゴルフの疲れを癒し、全組のホールアウトが終えてから、パーティを兼ねた表彰式が開催されました。
第4回大会の栄冠を獲得した企業は、㈱イーパック、合計ストローク249で昨年に続き連覇を果たしました。続いて準優勝はこちらも昨年同様ミズノ㈱Aチーム、3位三甲㈱となりました。個人の部では、三甲㈱野田翔也選手が75ストロークで1年ぶりに返り咲きを果たしての入賞となりました。
今大会の上位10チームには、本年9月に開催される西日本決勝大会の出場資格が付与され、
更なる実力を付けて臨む選手たちの活躍に注目です。決勝大会の会場である榊原温泉ゴルフ倶楽部の地での熱戦を期待せずにはいられません。
団体戦:優勝チーム
団体戦入賞企業 |
合計ストローク |
優勝 |
㈱イーパック |
249 |
準優勝 |
ミズノ㈱ A |
250 |
3位 |
三甲㈱ |
251 |
- 団体戦優勝:㈱イーパック
- 出場選手:住田嘉之選手・小舟戸一隆選手・松本隆久選手・乗越孝雄選手
お陰様で昨年に続き幸運にも2年連続で、しかも同じ1打差で優勝できた事を大変喜ばしく思っています。また、翌月曜日の朝礼での優勝報告やサンケイスポーツ様の記事を見て一層喜びを感じる事ができました。改めて、個人戦にはない団体競技に求められるモチベーションと諦めない1打の重みを知らされました。このコースで初めて体験する強風の中でショットのジャッジに苦労しましたが、最後まで集中力を保って4人のチームワークで勝利する事ができました。西日本決勝大会もこの榊原温泉コースで開催されますので、その間練習に励み上位を目指して頑張りたいと思います。最後に、最高のコンディションに仕上げて頂きましたコース管理の皆様をはじめ、大会運営に当たられました全ての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
個人戦:優勝者
個人戦入賞者 |
ストローク |
優勝 |
野田 翔也(三甲㈱) |
75 |
準優勝 |
伊達 真一(センコー㈱) |
77 |
3位 |
濵田 拓也(センコー㈱) |
77 |
- 個人優勝:野田 翔也 選手(三甲㈱)
本大会も開催4回目となり、過去2度個人優勝をさせていただいておりましたが今回も運よく
優勝する事ができ大変嬉しく思います。
スタート前より三甲を決勝大会へと、後藤会長はじめ、後藤社長、後藤専務より頑張れと声を
掛けていただきました。
この日は風がとても強く、冬の榊原を思い起こすようなコンディションでありましたが、一球入魂の気持ちでプレーをし三甲に貢献できるよう励みました。自分自身の怪我もありましたが、団体でも3位という結果を残す事ができ、9月2日の決勝大会への切符を獲得できました。
会長から決勝大会はアンダーで回るようご指示賜り、決勝までの3ヶ月で再度調整し期待に応えたいと思います。このような素晴らしいコースコンディションを作っていくまた、維持していくのも大変です。
開催していただいている運営の皆様には大変感謝しています。ありがとうございました。