第3回 三重県実業団対抗ゴルフ選手権 大会レポート
平成24年10月20日(土)に榊原温泉ゴルフ倶楽部(三重県津市榊原町)にて「第3回三重県実業団対抗ゴルフ選手権」を開催致しました。今回は31社39チームにお集まりいただき、三重県ナンバー1の座をめぐって熱戦が繰り広げられました。
大会開催の1週間前、台風21号の接近が報じられ、予報ではちょうど大会当日に三重県最接近の予報であったために、関係者一同は気をもんでおりました。しかし、大会直前なって台風は本州の南へと進路を変え、前日までに相当量の雨こそ降ったものの、何事も無く通過したことでまずはホッとひと安心です。
迎えた大会当日は最高の天気となりました。ウォーミングアップで軽く汗ばむ陽気は、まさに絶好のゴルフ日和です。
グリーンコンディションはスティンプメーターで10.6フィートの仕上がり。大会2日前まで連日にわたり雨が降ったことでグリーンのメンテナンスが難航し、本来であれば昨年同様に12フィート前後のセッティングとするところでしたが、そこまでのスピードは出ず、アマチュアゴルファーにとっては「程よい速さ」となりました。しかし、それでも榊原温泉ゴルフ倶楽部の大きな1グリーンではシビアなパッティングが要求されることは間違いありません。
スタートはいつものように4ホールからのショットガン・スタート。1人ずつ企業名と名前がコールされ、拍手で迎えられてのティーオフです。 応援ギャラリーと後続選手の見守る中でのティーショットですが、それぞれに打ち終わると「緊張した~」「良かった~」等と口にして胸をなでおろす選手もちらほら。プレッシャーから開放された選手の顔には笑顔がこぼれます。
コースでは、榊原温泉ゴルフ倶楽部の特徴でもあるトリッキーなホールや大きくうねったグリーンに苦戦しながらも、チームのために1打も無駄にしないよう、真剣かつ白熱したプレーが見受けられ、各所で好プレーが続出していました。
プレー後は盛大に表彰式が行われました。最新のドライバーや旅行券等、たくさんの賞品が各チームに手渡され、上位選手の表彰スピーチではユーモアを交えたトークに、鳴り止まない拍手喝采と笑いの渦が巻き起こっていました。そして今回は13番ショートホールにて見事、ホールインワンを達成された選手があり、倶楽部から特別賞が贈呈されました。
また、上位15チームには岐阜県の谷汲カントリークラブにて本年11月24日に開催される「第3回実業団対抗ゴルフ選手権 東海決勝大会」の出場権が与えられました。
各企業の参加者の皆様は名刺交換をして交流をはかり、互いの健闘を讃え合いながら第3回大会の幕を閉じました。
団体戦:優勝チーム
団体戦入賞企業 |
合計ストローク |
優勝 |
三重大学 |
227 |
準優勝 |
第三銀行 A |
240 |
3位 |
三重日野自動車㈱ |
243 |
- 団体戦優勝:三重大学
- 出場選手:藤川 誠一選手・米川 直樹選手・伊藤 芳幸選手・内田 淳正選手
晴れわたった高い秋空のもと第3回三重県実業団対抗ゴルフ選手権が開催され、初参加の三重大学が優勝することができました。
本年7月に何年振りかに榊原温泉ゴルフ倶楽部でプレーする機会があり、その時この選手権が10月の土曜日に開かれることを知り、参加を目指して大学内の有志を募りました。
幸いにも当日の都合がつく4名が見つかり、エントリー表を提出したのが、締切直前でした。
そんなわけですので、「みんなで楽しみましょう」がキーワードでした。終わってみると素晴らしいスコアで優勝、ちょっと信じられない思いですね。
練習もままならない多忙の中、グレッグ・ノーマン設計のこの難コースを見事に克服したことになりました。
ゴルフがメンタルに極めて大きな影響を受けるスポーツであることを考えると、この日われわれに幸運をもたらしてくれた神様に感謝しなければなりません。
最後に本大会の開催にご尽力いただいた関係者の皆さんに心より御礼申し上げます。
個人戦:優勝者
個人戦入賞者 |
ストローク |
優勝 |
前田 正昭 選手(㈱ジェイテクト A) |
71 |
準優勝 |
藤川 誠一(三重大学) |
72 |
3位 |
米川 直樹 選手(三重大学) |
75 |
- 個人優勝:前田 正昭 選手(㈱ジェイテクト A)
株式会社ジェイテクト A 前田正昭 選手 (ゴルフ歴23年)
ハンディキャップ0 (鈴鹿カンツリークラブ) 2009年・2010年倶楽部チャンピオン獲得
2011年中部年代別ゴルフ選手権(50歳代の部)優勝・同大会(総合の部)準優勝
コカ・コーラ東海クラシック2011 マンデートーナメンント出場
まずは本大会の開催にむけてご尽力いただきました、榊原温泉ゴルフ倶楽部、中日新聞社、三重テレビ放送、関係者の皆様方に心より御礼申し上げます。
半年ほど前から右肩に痛みを感じ、ゴルフはドクターストップがかかっており悩んでおりますところ、この大会には痛み止めを打っての参加となりました。
さらに大会の週は仕事が夜勤の週と重なり、ジェイテクトチームは小生を含めて皆、夜勤明けでの参加となる予定でしたが、選手仲間に「前田さんはタイトルがかかっているから前日は仕事休んでよ。」と気遣ってもらい、体調を整えることができました。
そんな夜勤明けの仲間達も最終的にはチームで14位に入って東海決勝大会へのキップを手にしており、ほとほと感服すると共に、あらためて仲間の有難みを感じました。
今回の個人優勝で三重県大会は3連覇。東海決勝大会でも第1回の愛知県(京和CC)、第2回の三重県(榊原温泉GC)と連覇しておりますので、ここまできたら第3回の岐阜(谷汲CC)も勝ってグランドスラムを達成しようと闘志を燃やしております。
最後に、主催者サイドの方々、同伴プレーヤーの方々及び関係各位に心より御礼を申し上げ、ご挨拶と致します。
ホールインワン 達成者
ホールインワン 達成者:岡部 英二 選手
(企業名:株式会社ジェイテクト B)
<大会成績>
団体戦:14位 / 個人戦:55位
<ホールインワン達成ホール>
13番ホール(178ヤード)
チームでの予選突破を目指して参加したこの大会ですが、朝からのティーショットの悪さでスコアーを崩していました。
迎えた13番ホール、打ち下ろしの178ヤード。
普段なら7番アイアンを持つところですが、少しアゲていたので6番アイアンを短く持ってフルショット!ボールはピン筋に真っ直ぐ飛んで行き、ピン手前にナイスオン!!
「バーディチャンスかな?」と思いながら、次の同伴者のティーショットを見ていると、グリーン上にあるはずのボールが見当たらない。
「アレ??カラスが持っていった?? もしかして・・・入った!?」
そこで初めて事の重大性に気付き、ティグラウンドは大騒ぎ!グリーン上に行き、恐る恐るカップを覗き込むと、自分の打ったボールが入っていました。
結果的にこの1打が予選突破につながり、ダブルの喜びとなりました。
今回、カップインは見られなかったものの、人生初のホールインワンを栄えある大会で達成できたことは大変光栄であり、感極まる思いです。
最後に、お気遣いいただきました同伴者の方、本大会関係者及びゴルフ場スタッフの皆々様のお陰と深く感謝致します。