「匠の心得」 〜 ゴルフに情熱を注ぐ、熱き男たちの物語
長谷 広行 選手(コーナン商事㈱)
ゴルフ経験は約30年ですが、真剣に取り組み出したのは、10年ほど前でした。
丁度そのころ、飛距離が伸びるのでは?という気持ちからトレーニングも始めました。
ドライバーの飛距離は若干伸びたように感じますが、一番の効果はスイングがブレなくなったことや、ラウンドしても身体が疲れ難くなったことですね。
ゴルフを深く知るにつれ、筋力よりも体幹や柔軟性が大切であることを学び、最近では体幹トレーニングやストレッチに重点を置いてやっています。
飛距離を求めて始めたトレーニングですが、今では「ゴルフを一生の趣味にするための身体作り」に変わりましたね。
好きなクラブはドライバーで、理由は「最も飛ぶクラブ」だからです。(笑)
ゴルフはスコアですが、アマチュアゴルファーとして「飛ばす」のも楽しみの1つです。
しかし、ただ飛ばすとかではなくしっかりとスイングしながらもターゲットにボールを運んでいく。インパクトが強くだけではなく、前傾を保ったままターゲットに対し腕が伸びていくような、体幹を意識した厚いインパクトを心掛けています。
榊原温泉ゴルフ倶楽部では、このターゲットにボールを運ぶことが重要で、ドライバー以外にも3番ウッドを重用しています。
ロングホールは、全てのホールにおいてセカンドからのアングルが難しく、2番のロングホールはティーショットを右サイドに置かないと2オンが狙えないし、上がりの18番もセカンド地点にあるバンカーの右サイドに運ぶことを意識しています。いいポジションにティーショットを運ばないと狙わせてもらえないコースですからね。
ゴルフの練習は専ら独学で、自分のスイングをスマホで録画して確認し、課題を見つけて練習します。自分のスイングはあまり見たくないものですが、単に球を打つだけでは気付けない事が沢山発見できるので、スマホ等を利用したスイング録画はお勧めです。
実は初めての関西実業団に出場したときスタートホールでチーピンが出ました。緊張で身体が止まってしまいましたね。苦い経験ですがスイングのバランスの重要性を知ることが出来ました。
バランスと言えば、仕事とゴルフをバランスよく両立する事こそ、上達の道だと考えています。
ゴルフの練習やトレーニングの時間を確保するために、仕事は所定時間内にきっちりと終わらせる。残業をすると気持ちが萎えてしまうので仕事の密度を高める事にも注力しています。
私のモットーは「努力は実る」です。この言葉を信じて、ゴルフの更なる上達と70歳までゴルフが出来る身体づくり、そして実業団での上位進出を目指したいと思っています。
far & share,,, 遠くへ正確に。
私のゴルフへの目標は、一日たりとも衰えない気持ちを保つこと。これこそが全てだと考えます。
匠の心得 - 過去の掲載
- 2018年5月30日 UP
- 橋本 祐二 選手
(株式会社 橋本ターフ・コントロール)